昨年の12月議会で質問した「カキパイプ」。その後も、私たちの会では、海浜清掃のたびに、多量のカキパイプを回収しています。
山口県は、広島県に、「漂着するカキパイプをどうにかして欲しい」と、申し入れをしました。
その後、広島県では、県内や近県の海浜のごみ調査をし、周防大島町には、清掃活動に来られたというニュースも聞きました。

瀬戸内の海を美しくする会で分別作業をした時の様子。
しかし、私が県議会で質問したのは、
*分別処理をし、広島県西部漁業振興対策協議会に届けると、リサイクルできるものは5㎏、800円~1100円、リサイクルできないものは5㎏、200円。
*分別されていないものは0円。
*「分別せずに広島に送った場合は0円。ならば、送るのも手間だから、業者さんに処分して頼もう」・・・しかし、これだけ多量のカキパイプを、業者に頼んだら多額の処理費用が必要。
*パイプを洗浄、分別、送付の作業が実に煩雑で、莫大な時間と人手が必要。保管場所の確保も必要。
*さらに、周防大島町まで運搬しなければならないので、人手と燃料代も必要であり、「割に合わない」のが現状。
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だから、広島に「どうにかして欲しい」という要請をしてほしいと発言した訳ですが、その後、何の動きもありません。
徳山港の近くにごみを回収する専用倉庫がありますので、そこに保管していますが、カキパイプは既に100キロを超し、スペース上、困った状況になってきました。
県に、「あれから、何かシステムが変わりました?」と伺いましたが、なかなかいい返事はいただけません・・・
続く・・・